ココロの達人とは
年間7000時間、魚市場で働いていたあの頃、
「自分らしく生きる」と言ったら、みんなが笑った。
結婚と同時に、引き継いだ水産仲卸会社の赤字が5000万円。
ふたりで夜中の2時から夜の9時過ぎまで、365日休むことなく年間7000時間ひたすら働き続けた。
できることは、とにかく何でもやった。あまりに必死過ぎて・・・
甘い新婚生活どころではなかった現実。まだ数年は子どもは作れないと覚悟する。
正直、身も心も健康とは言えない毎日が何年も続いた。
それでもなんとか３年で黒字化に成功し、業界平均3倍の高収益を毎年計上。
がんばりが効いて、ついに無借金経営になり年商3億円になったが、
実家の家業は、累積赤字が膨らみ、親の借金のために銀行の連帯保証人になった。
そのため、私たちが毎月届けるお金だけが唯一の頼りの実家では、
精神的に疲労が貯まり食事も作れなくなっていて、実家へ毎晩、食事を届けた日々。
そこでは・・・人間は「最悪の状態だと人に優しくできなくなる」光景を何度も見ることになった。
来客数が6〜10倍に「なぜ？この店だけにこんなに客がいるのか？」
赤字でスタートした会社は、だんだんとお客様が増えて、１日の来客数が6倍〜10倍になり、次第に
「なぜ？この店だけにこんなに客が居るんだ?!」と周りから不思議がられるようになる。
いつしか有名百貨店にしか置いていない一本数千円の某有名老舗の高級伊達巻を「直売でどうやって日本一売っているのか？その方法を知りたい！」とメーカーが毎年訪ねてくるようになった。
魚市場の店先でスタッフとToms（左）
ほかにも関東で一番の取扱量がある商品について、毎月販促用の試食コーナーをうちの店頭で出店したいと希望するメーカーさんや、珍味・冷食・干物など「どんなサイズや量にすれば売れるか？」という、アイデアや意見を求める相談がオフィスによくきた。
中には、
「某大手居酒屋チェーン店の契約商品の製造があるので、そんなに多くの注文数を出されても困る・・・」
「注文量分はもう、うちの工場では作れきれないので、全国の倉庫からすべて集めるようにするから、今回の注文はどうかその数量で勘弁してほしい」と懇願されることが毎年増えていた。
自分を生きるコミュニケーションのはじまり
そんなある日一人のスタッフが「こんなことを聞いてもいいですか？」と突然！！
「あの・・・友さんは、嫌いなお客さんはいないんですか？」と、
真剣に聞いてきたことをきかっけに、この頃から毎週のように「スタッフ勉強会」がはじまった。
ある意味、このスタッフ勉強会の内容こそ?!、
ココロの達人®が伝えたい「自分を生きるコミュニケーション」のはじまりだったのかもしれない。
独自のアイデアやユーモアの発想を盛り込んだ、日常生活で役立つ
『実践的でオリジナルなNLP心理学とメンタルコミュニケーション』。
出来ないと思いこんでいたことが出来るようになる
あの頃は正直「ただ、売りたい！」その一心だったと思う。何度もうちの店に来てもらいたかったから、お客様にいつも「いい気持ち」で買ってもらいたいと思っていた。
安く仕入れしたいから、取引先の何気ないグチも聞くし、
その人が一番いいタイミングなどを理解するよう努めていた。
（相手の気分のいいときは値引きになどに気持ちよく対応してくれる）
店舗の店の前を通る人は「誰もがお客さん」だと思っていた。
だから、市場では扱いにくいと評判のわがままな社長たちだって全然平気だった。
そのため「嫌いなお客さん」「苦手なお客さん」という捉え方を、
スタッフの一言で「はっ！」と気づく。
私たちは幼いときから、お互い家業の手伝いに明け暮れていて、
市場だけでなくスーパーやほかのイベントでもよく売っていたから。
確かに、人よりも少しだけ売るのはうまい！かもくらいには思っていたけれど・・・。
スタッフにとって、売り込むことや、店の前を通る人に声をかけること、
「できないと思い込んでいたことが、できるようになる」ことは働く意義や喜びにつながる。
理論を知らなくても効果的なコミュニケーションを理解できる
「スタッフ勉強会」がはじまった当時は、「ＮＬＰ」のことも「心理学」のことも、成功哲学とか自己啓発のことも、何も知らなかったが・・・。
ましてや、自分たちが普段している
「コミュニケーションに名前が付いてる」なんて当時は全く知らなかった。
たった一人のスタッフが投げかけた相談について、「そのときの対応とメンタル的な反応や対処」などを丁寧に「コミュニケーションのパターン別に応える」と周りのスタッフたちも、次々と各自が抱えている内容についての質問が飛び交った。
その質問に応えるたびに、スタッフ達の表情がみるみる変わって明るくなるのが、本当に嬉しかった。「スタッフ勉強会」の後は、みんな一人ひとりが自然と「明日からの自分の目標を持つ」ようになっていた。
あっというまに「スタッフ勉強会」は毎週みんなの「楽しみな会」になった。
なぜなら、”すぐに翌日から実践できる！”から！
自分だって「それ！」をどんどん試してみたい！とスタッフたちがいう。
それは「携帯電話がどんな構造や仕組みで出来ているか？」を知らなくても、
小学生からお年寄りまで「携帯電話」を誰でも簡単に使えるようになってしまうのと同じで、
メンタルやコミュニケーションの理論を知らなくても、
効果的なコミュニケーションを「身体や経験で理解してしまう」ことができる。
ここで一番大事なことは、
一人ひとりが「無理のないコミュニケーション」ができる方法を、練習すること
あるお客様に、いつも以上にセールスできたという”スタッフと「同じコミュニケーション」”を
真似れば、それをみんな同じように真似て繰り返せば、いいわけではない。
誰かのコピーでは、いずれその人自身の中で精神的なメンタルの歪みがでたり、
形だけの、ただのスキルならば、そんなコミュニケーションは、お客様のハートには届かない。
スキルやテクニックは、”真似る”ことはできても使う人が違えば「それは全く違う結果」となる。
どんなにいい結果がうまく出る！コミュニケーションの手法が、ある人には有効だからといっても、他の人には有効とは限らない。
わたしたちはみんな生身の人間で、機械ではないから、万人に効くメンタルのマニュアルもなければ、特効薬的なコミュニケーションのスキルもない。
その代わりに、”あなただからできる”という他には真似できない、
優秀なコミュニケーションを、誰もが持っている。
しかし・・・それを発揮するのは、実践的経験を重ねるための「それなりの時間」と知識。
そして「練習、反復、学習」の連続の中から生まれる
「自分らしさである個性”ユニーク”」が必要だ。
自分で、自分を再教育する環境へ身を投じる
徐々にいいスタッフたちも育ち、数千万円のオフィスコンピューターも導入し、赤字スタート時からの夢だった「社内でニューヨークへ海外研修旅行」に行くこともできた。
けれど、いつも「時間が足りない」と感じていた。
会社が黒字になって安定しても、
それだけで達成や成長、幸福感があるようにはどうしても感じられなかった。
ふと周りを見渡すと・・・もう、時には叱ってくれたり注意を促してくれたりする人が、
自分たちには ”誰もいない” ことに気がついた。
会社が売上を伸ばし利益を増やし繁盛すればする程、よくされたいと願う取引先や顧客やスタッフたちに囲まれ、もしかしたら、「もう周りの人は、私たちに”いいこと”しか言えなくなっているのではないだろうか」と感じていた。
なにか人生に必要なことを親身になって教えてくれる場所や、真剣に叱ってくれる人、
自分たちのことを本気に思って助言や注意、成長や変化をくれる場所を求めた。
だから積極的に「自分で、自分を再教育する」環境に身を投じていった。
あなたの未開の能力を引き出す「自分を生きるコミュニケーション」
マレーシアコンベンションにて表彰
その後、子どもの誕生を機に会社を売却。
外資系の教育ＩＴ企業の日本市場立ち上げトップメンバーとして日本と世界で1位の業績を出した。
世界的な監査法人デロイト社による「ファスト50」で
7位受賞に貢献した。
私たち夫婦は経営者の家に生まれ育ち、互いに独身時代から超多忙で、
激務的過酷労働の状況のときを、周りとの比較の中で「孤独」に過ごした。
そして、結婚と同時に、無給無休で赤字の会社を再建するために、頼る人も場所もなく、
逃げ場もなく、業績を上げるためになら、とにかくあらゆること、できることはなんでもやった。
そのときそのときと思い付く限りのことをこなしては、うまくいき、失敗し、感情に揺さぶられ、
それでも「自分を生きること」を、どうしてもあきらめきれなかった。
「いったい自分たちがこれまで歩んできた人生とは、何なのだろう？」
「自分の人生とは、どんな意味を持っているのか探究していきたい」想いが、
その後いろいろな分野へと伸び、関心と興味はどんどん広がっていった。
あなたの未開の能力を引き出す「NLP心理学」は、あなた自身が勇気を持って、
”自分のメンタルや内面に取り組む”からこそ発揮される、
「自分を生きるコミュニケーション」である。
これから受講する、あなたへ
これからはじまる講座に参加したり受講しようとする中で、
いくつか迷う気持ちがあってもそれは当然のことだと、私たち自身も自覚しています。
だから、迷いながらもこうして今、ココロの達人講座に参加することを真剣に見つめてくれている
あなたに本当に心から感謝しています。
ココロの達人には、あなたの迷いを吹き飛ばすような、
なにか安心を促すような返金保証もありませんし、資格や認定証の発行もありません。
ここで学んだからといっても、すぐに人生が変わっていくという確実性もあるわけではないです。
ただひとつあるとすれば、“みんな同じなんだ”と感じる機会があるということです。
私たちは「大変なのは自分だけじゃない！」ということはみんな知っています。
でも、自分のことで精一杯です。
みんな誰もがそれなりに、それなり以上に苦しんで、いっぱい傷ついて、いっぱい泣いて、
いっぱい怒って、悩んでも悩んでも晴れないことがあって、
もっと愛が欲しいのに孤独になって、居場所がなくて・・・
こんなこと・・・誰にも理解されずに・・・
なんとか今日まで、ここまで「あなたとして」やってきました。
だからこれから先もぜひ「あなた自身として」やっていくために、
もしも、ここで学べることがあるのだとしたら、
目には見えない確かに感じられないという理由だけで、
ついつい外の力にばかり頼ろうとしていた自分の中には、
まだまだ体験していない人生の充実の果実があって、
知らないうちに失った「本来の自分」を取り戻すために、
人生には、苦悩や葛藤、怒りや寂しさの先には、
それ以上の意味があることを “誰もが学んでいる、
まだ進化の道の途中”にいるということです。
自分に正直に生きるために学ぶことを始められる、やり続けることができる場所
販売心理学ブライアントレーシー氏
きっと多くの場合、みんな余裕のあるように見られたいし、
誰かに自分のことをわかってもらいたいです。
誰かのマネをして、誰かになる必要ももういらないし、
誰かの期待に応えるための毎日ではなくて、
自分に正直に生きるために学ぶことを始められる、
やり続けることができる場所にすることができる可能性が
”ここにある”かもしれないことです。
私たちが初めてこういった自己成長や学びの機会に誘われた時、
実は、前日まで「どうせダメなら当日いかなきゃいい（笑）」と、ほとんど投げやりでした。
３日間の連続セミナーだとスタッフ会議で打ち明けると、
目を丸くして不安げなスタッフたちを見て、本当に大丈夫だろうか？
いまはまだ時期じゃないのでは？
やはり仕事は休めるだろうか？スタッフだけでも心配はないだろうか？
本当にいろいろ考えました。
それにお金も120万円必要で、もう戻ってくるわけではありません。
そのため、いつもより1時間以上早めの深夜1時から2時には会社に出勤し、早朝6時に電車に乗り、
そのセミナーの3日間、ほとんど寝ないで勉強したのを今でも覚えています。
一歩踏み出したあなたを支えてくれる環境が、あなたを待っている
2日目の夕方、会社のことが気になってオフィスへ電話をすると、
スタッフたちの出社前に、私たちがすでに出社して、前日の処理とその日のできる処理をしてあるのを見て、たぶんあまり寝ていないのだろうと・・・
私たちのことを気にかけてくれたスタッフたちが、
「べつに明日は自分たちだけで全然平気ですから！会社へ来ないでちゃんと寝て下さい！」
と言われて、そのとき気がつきました。
彼らの成長や自立を奪ってきていたのは、”仕事中毒”の私たち自身だったのだと。
どんなところにいようとも、
私たちには必ず一歩踏み出したあなたをいつでも支えてくれる環境が、あなたを待っています。
だからこそ、はじめてあの３日間のなかで学んだこと、その中で経験したことは、
今の私たちの人生に大きな影響を与えてくれ続けています。
あの経験があったおかげで、勇気を出して「まだまだ知らない自分」へ一歩踏み出し、
「自分を知る」という終わりなき本当の旅が始まりました。
誰かや何かではなく「そっと自分自身の中で解決していく方法がある」
これまで“学び続けることができる環境”となってくれた
多くの場所やもの、出逢えた人たち、そして“パートナー”。
そこでは「人がこころの中に抱えている」、
長い間どうしても解決できなかった過去からの経験を、
”そっと自分自身の中で解決していく方法がある”ことを学びました。
でもそれは・・・、
人から教わって変わっていけるレベルではなく、
“自分で自分を知ろう”としない限り、誰も教えてはくれないことでした。
そんなすべてが変わろうとするとき、いくつかの偶然も重なって人生という師が教えてくれました。
あなたの人生には、大きな価値がある
自分にはいつでも、変わっていける場所があること。
もう心配や不安で生きることやめて、過去に支配されることに終わり告げて、解放し、
あなたは「あなたである」ことを知りなさい。
あなたが、あなたでいていい場所はちゃんとあるから、
もうそろそろ、あなたは、あなた本来の人生を歩み始めなさい、と。
だからいい父親になる以上に、いいお母さんになること以上に、
素敵な大人として、子どもにとって”ひとつの人生のモデル”になろうと決めました。
子どもが、つまづきから立ち直れないような傷つけ方をしてしまわないように。
そして、自分たちも確かに、つまづきや失敗が大切であったという実体験を生きたことを思い出しながら、子供を育てて生きたい！と。
大人になるって、こんな素敵なことがいっぱいあるんだよって。
“学ぶという「生き方」の機会”は、自分たちの親さえも教えてくれなかったような一番大事で一番大切なこと私たちに教えてくれました。
「あなたの人生には、大きな価値がある」ということを。
人生は、あなたの要求に応える
小さな種でも小さな花でも、芽でも、はじめは蒔くことから。
蒔かないでいたら、きっとずっとその経験はできない。
蒔く前に、芽が出なかったときの言い訳を考える人はいるのだろうか？
迷っている方にとって、すでに受講している方々にとっても、
講座に参加したときに、きっと大きな価値を自分で見出せる人たちだと思っています。
なぜならこれから先も自分のやりたいこと、いいなと感じたこと、迷ったりしていることを、
そのまま行動に移せるかどうか？
もしかしたら、これが最初の一歩になるかもしれないから。
私たちもあの時そうだったように。
人生の賢者たちは言っている『人生は、あなたの要求に応える』と。
『自分に同等のものを惹きつける』と。
学ぶということは＝「自分を知る」ということは、
唯一、人々を平等にする機会かもしれないとずっとそう思ってきました。
持って生まれた能力、健康状態、生まれ育った家庭環境、顔やスタイル、経済状況、
これまでの経験、一見関係なくはないようなものだと思って過ごしてきたものなど、
これらすべてのものを超えて存在する何かがあることを。
「自分を知る」ための学び
「自分を知る」ための学びは、人生の喜びや幸福感に変えて、人生を通して教えてくれるはずです。
私たちは講座やセミナー、研修などのときは、講師という表向きな表記としては使っていますが、先生ではありません。
いつも、いま目の前に用意された、その一時の場所の中で、
共に成長進化するフィールドの一瞬の瞬間のガイドでしかありません。
私たちは、人とは違う苦労や、人とは違う特別な経験があるからといって、
多くの労働時間数をこなしてきたからとか、お金をたくさん稼いできたことがあるからとか、
赤字から黒字会社へ、日本一の販売実績、世界一の業績といった、なにかの達成をしたことで、
「どこかとの比較」という理由だけでは、だれかのメンターにもなれません。
これまでもそうだったように、これからもまだまだたくさんの失敗をしながらも、
その中にある、ほんのすこしの成功体験から「いまできる」精一杯の講座を日々挑戦しています。
もっと本当の自分を日々感じながら「自分を発揮する旅」へ
そのため私たち自身、ココロの達人講座の中では、
受講するみんなにとって、人生の発展に繋がっていく小さな”きっかけ”や”始まり”になって、
一緒に人生を楽しめる、いい友人になる以上の
価値あるパーソナルコーチでいたいと思っています。
そして・・・”ココロの達人”が始まった当時から、
不思議とずっとつづくような・・・受講後も、その後の人生の中でも可能なときには、
一緒にご飯を食べに行ったり、一緒に遊んだり、一緒に温泉に行ったり、泣いたり笑ったりできる、
いい友人のひとりになれたら、すごく嬉しいと思っています。
いつの日か、これまでの日々を振り返るとき・・・、
ここで経験したことや、ここで一緒に学び、ここで一緒に過ごした時間や場所が、だれにとっても
素晴らしい人生の最高の瞬間、瞬間の連続の経験のひとつになっていくことを心から願っています。
誰もが、もっと自分の人生について大いに興味や関心を寄せ、希望を持ち、
”本当の自分”を日々感じながら、毎日自分を生き、幸せに生きて、
”自分を発揮する旅”に、これから一緒に出かけられることを心から楽しみに待っています。
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